GURPS.AW
ArtOfWarによって再構成を遂げた新しいGURPS

上級戦闘

姿勢・距離

姿勢

戦闘時の姿勢は、直立、屈み、膝着き、這いの4つがあり、直立以外の姿勢ではST(体力)、DX(器用さ)、AG(敏捷さ)がそれぞれ低下します。これは命中判定と回避判定の目標値に与える影響が大きいので、修正する値は、命中判定と回避判定で表記します。これは必要に応じて、能力値の低下に読み替えてください。この修正は現行ルールとも異なるので注意してください。

姿勢は、敵の射手の命中判定に対しても不利な修正を与えます。

直立、屈み、膝着きの姿勢時は、ターン開始時にいつでも他の姿勢に変更できます。しかし這いの姿勢時は、1ターンかけて膝着きの姿勢になることしかできません。

姿勢 命中 回避 射手の命中
直立 - - -
屈み -2 - -2
膝着き -2 -2 -4
這い -4 -4 -8
  • 竿状武器、射撃武器以外では、直立した姿勢で、転倒している敵を攻撃したり、足や足首を狙って攻撃(後述)ができない。それらを行うには、屈む必要がある(命中-2)。

距離

基本ルールでは、弓矢や呪文は命中し易く、非常に強力でした。上級ルールではこれらに、目標との距離による修正を課します。

距離 修正
5m -2
10m -4
20m -6
40m -8
80m -10
  • 実際には、後衛から敵の前衛を目標とする場合は-2、敵の後衛を目標とする場合は-4くらいが妥当。狭い屋内での戦闘なら、修正はその半分。