上級戦闘
部位狙い
腕、足首、喉など、敵の特定の部位を狙うことを宣言できます。
特定の部位を狙うと、いくぶん命中しにくくなるかわりに、有利な効果が生じる可能性があります。部位狙いは煩雑さを避けるため、記述されていない朦朧、転倒はありません。
| 部位 | 修正 | 効果 |
|---|---|---|
| 頭 | -3 | 一度に最大HPの1/3以上のダメージで、重い朦朧状態(転倒判定も行う)。
1/2以上のダメージで、ST判定(「叩」なら-2)を行い、失敗すると気絶する。 (みね打ちや石突きなど、攻撃型を「叩」に変えて狙うことも可能。) |
| 耳 | -5 | 2点以上のダメージで片耳を故障。 |
| 目 | -7 | 2点以上のダメージで片目を故障。 |
| 腕 | -2 | 一度に最大HPの1/2以上のダメージで、腕は故障。 |
| 手首 | -4 | 一度に最大HPの1/3以上のダメージで、手首は故障。 |
| 脚 | -2 | 一度に最大HPの1/2以上のダメージで、脚は故障。
小盾では「止め」できない。 |
| 足首 | -4 | 一度に最大HPの1/3以上のダメージで、足首は故障。
中盾では「止め」できない。 |
| 肚 | -3 | DRを抜けたダメージを「叩」は1.5倍、「切」は2倍、「刺」は3倍。
一度に最大HPの1/2以上のダメージで、重い朦朧状態(転倒判定も行う)。 |
| 喉 | -5 | DRを抜けたダメージを「叩」は1.5倍、「切」は2倍、「刺」は3倍。
一度に最大HPの1/3以上のダメージで、重い朦朧状態(転倒判定も行う)。 1/2以上のダメージで、ST判定(「切」か「刺」なら-2)を行い、失敗すると死亡する。 |
部位の故障
腕、手首の故障
持っていた物は落とし、もはやその手で物を持つことはできない。
片手用武器を非利き手で扱たり、両手用武器を片手で扱うなら、命中判定は-4の修正を受け、さらに後者は1ターン余分な引き戻しが必要になる。
脚、足首の故障
地面に倒れ、杖のような物がなければ、もはや立ち上がることはできない。
命中判定、回避判定ともに-2の修正を受ける(膝着きの姿勢と同じ)。
耳の故障
ほとんどの身体技能-1。
目の故障
ほとんどの身体技能-6。
故障の期間
部位の故障が治癒するまでの期間は、戦闘終了後に3dを振って決めます。
ダメージの大きさなどによって、GMは適宜に修正を課してください。
| 出目 | 内容 |
|---|---|
| 3〜6 | 処置をすれば数分間で治癒する。放置した場合は翌日また判定。 |
| 7〜9 | 処置をし、一晩安静にすれば治癒する。放置した場合は翌日また判定。 |
| 10〜12 | 数日間は処置をし続けなくてはならない。数日後にまた判定。 |
| 13〜15 | 数週間は処置をし続けなくてはならない。数週後にまた判定。 |
| 16〜18 | もう治らない。 |
クリティカル
部位狙いを宣言しないで攻撃のクリティカルが発生したら、攻撃側が3dを振って下記表を参照します。敵が回避不能であることに加え、運良く敵の特定の部位に命中した可能性があります。
| 出目 | 内容 |
|---|---|
| 3, 4 | DR無視。 |
| 5 | 手首に命中。 |
| 6 | 腕に命中。 |
| 7 | 喉に命中。 |
| 8 | 頭に命中。 |
| 9〜12 | 特殊効果無し。 |
| 13 | 頭に命中。 |
| 14 | 肚に命中。 |
| 15 | 脚に命中。 |
| 16 | 足首に命中。 |
| 17, 18 | DR無視。 |