GURPS.AW
ArtOfWarによって再構成を遂げた新しいGURPS

法術

ファンブル

人物が恐怖を感じる状況が発生したら、恐怖を克服できるかどうか、恐怖判定を行います。まずWL(意志力)判定を行い、これに失敗すると恐怖を抑えられません。WL判定の失敗度に3dを足して、感じた恐怖の度合いを判定します。

また、法術のファンブルが発生した場合も同じような処理をたどります。失敗度に3dを足し、どんな大失敗をしたか判定します。

出目   内容
10以下 朦朧/軽 精神的な朦朧状態に陥る。
毎ターン開始時に、WL(意志力)による回復判定。
11 朦朧/中 精神的な朦朧状態に陥る。
毎ターン開始時に、-1の修正でWLによる回復判定。
12 朦朧/重 精神的な朦朧状態に陥る。
毎ターン開始時に、-2の修正でWLによる回復判定。
13 不運 12の症状に加え、なぜか「不運」を背負う。
当面、何か不運な事が起きるとすれば、その人物に降りかかる。
法術ファンブルの場合、術が思いもよらない人物にかかってしまう。
このとき誰にかかるかはゲームが面白くなるようにGMが決める。
14 失声 12の症状に加え、3d分間、喋ることができない。
法術の詠唱も不能。
15 思考不能 重度の精神的な朦朧状態に陥る。
毎ターン開始時に、-4の修正でWLによる回復判定。
16 混乱 パニックを起こし、叫びながら走ったり、座り込んで泣いたりする。
法術ファンブルの場合、思いもよらない上位の別の術が発動する。
このとき何が発動するかはゲームが面白くなるようにGMが決める。
直後に修正無しでWLによる回復判定を行い、成功すれば15へ。
失敗すれば17へ。
17 大混乱 16の症状が持続する。
再び-2の修正でWLによる回復判定を行い、成功すれば16へ。
失敗すれば18へ。
18以上 卒倒 17の症状が持続する。
再び-4の修正でWLによる回復判定を行い、成功すれば17へ。
失敗すれば卒倒し、昏睡状態に陥る。
部位の「故障の期間」を参考に回復に要する時間を決める。
13以上の出目を振ると、永久的にIN(知性)が1減じる。